特に大切!フリーランスシステムエンジニアに大事な自己研磨

フリーランスシステムエンジニアとして独立する人の多くは30代~40代が多く、20代では企業に属してシステムエンジニアとして働きながら知識と経験を積む人がほとんどだといえます。チームとしてのシステム開発、仕事の流れ、クライアントとの交渉など様々な実務経験を積み知識と経験を自分の物にしていくために業務に取り組み、ある程度の自信がついてからフリーランスとして独立する人が多いです。

雇われの身からフリーランスになると、案件の請け負いから納品まで自分ひとりの責任でこなさなければなりません。会社員時代とは全く違った責任感が生まれることでしょう。与えられた業務をこなすだけではなく、営業をかけて自分で仕事を取ってこなければ稼ぐことはできません。そのためには、システムエンジニアとしてのスキルや経験だけではなく、人脈も大事です。
会社員時代に得た人脈ももちろん大事ですが、休日にはセミナーや研修会に参加して新たな人脈を築くことも必要不可欠でしょう。一人で仕事をしていると、視野が狭くなりがちです。セミナーや研修会に参加することにより、新たな人との出会いや、IT業界の最新情報などに触れることもでき、刺激を受けられるのではないでしょうか。

フリーランスとして安定した仕事をこなしていくためには、日々自己研磨が必要です。ITの技術は日々進化していきます。現状に満足せず日々新しいことを学ぶことで自分自身への自信んも繋がり、クライアントからの信頼を得ることもできるでしょう。

IT業界では独立するエンジニアが増えている?その現状と理由

IT業界では独立してフリーランスとして活躍するエンジニアが近年になって増加しています。その背景にはIT業界だけでなく、日本の社会全体の現状が深く関わっているのです。

まず筆頭に挙げられるのがテレワーク・リモートワークの推進・増加です。新型コロナウイルスの流行がこの流れを一気に進めましたが、とくにIT業界はテレワークとの相性が良いことで進みやすかった面があります。
これまで出社し、スタッフ同士が対面して話し合いながら進めていた仕事が、オンライン会議などを使用してそれぞれが離れた場所にいながら進めていくようになりました。そうなると会社に勤務しているスタッフとフリーランスの区別がほとんどなくなります。会社に出社する必要もなく、そのメリットもなくなるなら社員として働く必要もない、独立して働いたほうが自由がきいてよいと考えるエンジニアが増えたとされています。

一方企業の側としてもテレワーク・リモートワークで作業を進めていくならわざわざエンジニアを正社員として抱える必要性が薄くなります。そうなるとフリーランスを案件・プロジェクトごとに雇うケースが増えます。その結果フリーランス向けの案件が増え、独立したフリーランスが活躍しやすい環境になっていくわけです。

加えてこれまでITやエンジニアに縁がなかった業種でIT化が進められていくことでそうした分野でエンジニアの需要が増えています。この場合も常駐のスタッフではなくフリーランスで雇ったほうが安上がりなため、フリーランス向けの案件が多くなる理由です。こうした社会環境の変化からフリーランスで活躍できる場が増えた事情が現在の状況と深く関わっています。